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 5月14日に 緊急事態宣言が 石川県を含めた39県で解除されました。
約一ヶ月の間、休業要請を始め、自粛が続きました。
業種、形態によって、直ぐに営業を再開できるところ、予定通り6月1日から営業するところと様々ですが、
なにはともあれ、経済活動が再開されたことは良いことだと考えます。

 北陸新幹線が開業し、金沢を始め、北陸の観光が一躍、脚光を浴びました。 
そして、観光業を中心に北陸地方の景気が良くなったそうですが、花卉業界には、大きな恩恵はありませんでした。

 逆に今回のコロナ禍では、影響が大きかったものの、観光、飲食関係からみれば、その影響は小さかったと言えます。
緊急事態宣言に伴う自粛が長引き、日本全体の景気が本格的に悪くなると、これは花卉業界に深刻な影響が出ます。
回り回って、不景気による経済不況第2波が心配です。
リーマンショックを越える、100年に一度の経済的打撃を少しでも早く、回復につなげることが早急に求められます。
 
 WHOの発表でも、新型コロナウイルスが終息することは無く、これからウイルスと共存していく可能性が示唆されました。
コロナウイルスとワクチンの性質によっては、他のウイルス同様に ずっと付き合っていかなければなりません。
世界中の政治家が揃って経済再開を急ぐ理由です。 勿論、爆発的感染は防ぎながらです。

 母の日は、花卉業界がこれまでに経験した事の無い状況のもとで、無事?終わりました。
店舗の立地、営業形態によって、影響の具合が大きく変わった販売となりましたが、
他業種で休業のところが多かった事と、不要不急の外出自粛の影響もあり、心配した影響は少なかったようです。
 
 一部の報道で、ネット販売が2倍になったところも有ったようですが、そのお店のネット販売の前年売り上げがどれ程かも
考慮しなければなりません。 ただし、今後は、ネット販売が増えていくことは確かな事で、興味のある方は、これを機会に
オンラインショッピング等の導入も検討されては いかがでしょうか。

 
母の日明けの5月11日(月)は 強引き合いの取引となったようですが、水曜日以降は 母の月 効果も薄いのか、
相場が下がってきているようです。
昨年まででも、母の日の次週末は、母の日の贈り物が有る程度ありましたので、 「母の月」キャンペーン情報を出して、
販売促進に繋げてください。

 
 
 花卉類の相場が 春先、一時的に大きく暴落しました。 その後、産地の出荷調整や注文出荷体制などで、相場を回復した品目も
あり、低迷した品目もあります。
しかし、世の中向けの花卉産地、花卉生産者からのアピールは、依然、花卉の消費が低迷したままで、生産現場が苦しんでいるとなっています。
その為、生産県の公共団体、農協で 花の買い上げ、直販等が増えています。 これはこれで、心配のタネで、来年以降も販売体系に
影響が出てくる恐れがあります。

 出荷量全体から考えると、産地でのこのような動きによる割合は微々たるものですが、現代の社会では SNSの効果が大きく、
その為、影響も大きくなります。 消費者に 花は安いもの という焼き付けを与えてほしくなりません。 高嶺の花も困りますが。

 この春、花材の価格が乱高下しています。 ここ数十年、この時期には無かったような無残な相場もあるようです。
昔から、お花屋さんは、相場が高かった事はよく覚えていますが、安かった時のことは、案外と忘れてしまいます。
逆に生産者は、相場に苦しんだ事は決して忘れません。その為、生産量を減らしたり、止めたり、作付品目を変えたりします。

 決して、生産意欲を貶めるような相場・取引があってはなりません。(その品目が不要ならその限りではありません。)
また、販売現場で 困るような相場・取引であってもいけません。
力の有る、そして先を見通せる 「競り人」、「買参人」がいないと、花卉流通は成り立たなくなるでしょう。